
2.現在のお墓の問題点
お墓については以前からいろいろと問題点が指摘されておりますが、その代表的な問題点を改めて確認してみましょう。
結論
お墓が遠い
お墓が遠くにあること、これは大きな問題点であると言えます。お墓参りの時間、料金、日程などにマイナスの影響を与えるばかりでなく、お墓参りそのものが面倒と感じさせる要因にもなり得ます。それはまた、故人を粗末に扱うことにもつながりかねないと言えるでしょう。
費用が高い
新たにお墓を作るとなると、墓石代と墓地の使用料などを合計して約200万円かかると言われています。金額だけで考えても大変高価なものでありますし、現代人がお墓に対してこの金額に見合うだけの価値を感じているかというと、やはりその点も疑問と言わざるを得ません。
故人の名残がない
墓地そのものは基本的に故人のゆかりの地ではありません。また、墓石には最低限の情報しか刻まれておらず、そこから在りし日の故人を感じることは難しいと言えるでしょう。昔からの伝統とはいえ、故人を想って故人を偲ぶための場として考えると、故人の名残がこれほどまでに少ないことに疑問を感じざるを得ません。
お墓を継ぐ人間がいない
当然のことながら、お墓には、それを管理する人間が必要ですし、そのお墓を継ぐ人間が必要です。しかし、核家族化・少子高齢化・都市部への人口の集中などをはじめとする昨今の社会情勢の変化により、お墓を承継できる人間がいないという状況が生まれてきています。
意味を感じない
宗教との結びつきが弱い現代人にとって、宗教の描く死後の世界観や、仏教を中心として成り立つ死後の宗教儀礼に疑問を抱くことは、ごくごく自然なことと言えるでしょう。加えて、そこに多額の金銭や多くの手間が発生するという事実も、その疑問を強めている大きな要因と言えます。
故人を身近に感じることができない
故人の遺骨はあくまでも離れたお墓にあり、その状態で故人を身近に感じることはなかなか難しいと言えるでしょう。また、お墓と家が離れている以上、故人に会いに行く回数や時間が制限されてしまい、そのことがますます故人の存在を遠いものにしてしまいます。
現在のお墓は現代人の価値観やライフスタイルにそぐわないだけでなく、故人を大切にしていない。
故人を大切にしたいと考えた場合、理想と言えるのは、いつでもどこでも故人を偲ぶことが出来ること、そして、常に故人を身近に感じられることです。また、故人を偲ぶのは誰なのかということを考えると、その方法が現代人の価値観やライフスタイルに合っていることも必要と言えます。こういった部分を考え合わせただけでも、従来のお墓のシステムと形態には大いに問題があると言えるでしょう。
では、どうするべきか…
私たちは、現代人の価値観やライフスタイルに合った、より故人を大切にするための新しい供養の方法を考えるべきであります。なぜなら、私たちが最優先するべきことは故人を偲び、故人を大切にしていくことであって、伝統を守ることではないからです。伝統を守ることの重要性を否定はしませんが、従来のお墓が私たちの望む役割を果たしてくれない以上、新しい方法を考えていかなければいけません。
その新しい供養のカタチ、それが「想い出葬」です。

もうお墓はいらない! 故人を限りなく大切にする供養のカタチ

故人のホームページ
・故人の写真
・故人の経歴
・故人の生前の取り組み
・故人の愛したもの
・故人のエピソード
・故人のメッセージ
・故人へのメッセージ
このような故人に関わる情報を、自由な形式で掲載したホームページ、それが故人のホームページです。
掲載する内容を自由に決められますし、掲載したくないものは掲載する必要もありません。すべて、故人様とご遺族様の望みどおりにすることが可能です。
故人の生きた証を残すために、ご遺族さまが想いをこめて作るホームページ。それが故人のホームページです。
1.想い出葬とは
想い出葬とは、故人を最大限に偲ぶことを目的とする供養の方法であり、
「故人のホームページ」と「手元供養」を組み合わせたものを指します。
・故人のホームページとは
故人の生きた証や故人との想い出など、
故人に関するさまざまな情報が自由な形式で掲載された
故人を偲ぶためのホームページ。
・手元供養とは
故人の遺骨・遺灰を手元(自宅)で管理して供養する方法であり、
「故人を身近で偲びたい」という願いを叶える供養の方法。
疑問に感じたことはありませんか?
年にたった数回しかお墓参りに行かないことや、大切な人のお墓が遠くにあることを…
果たしてこの状況は、故人を大切にしていると言えるのでしょうか?
もし、お墓以上に故人を大切にできる方法があるとしたら…
そして、その方法のほうがはるかに経済的であるとしたら…
それが、これからご紹介する「想い出葬」です。
故人を大切にするということをなによりも優先し、当たり前のことを当たり前に考えた「新しい供養のカタチ」であり、多くの方が気になっているお墓の問題点まで解決してくれる方法です。
ぜひ「想い出葬」をお選び頂いて、故人をいつまでも大切になさってください。
もうお墓がなくても大丈夫! 他のどの方法よりも故人を大切にできます!
2.「想い出葬」のメリット
新しい供養のカタチである「想い出葬」について、そのメリットと特徴をご紹介します。
故人を身近に感じることができる
遺骨を手元で管理することにより、故人を身近に感じることができるばかりでなく、いつでも手を合わせることが可能になります。したがって、故人を身近に感じていたいとお考えになるご遺族様にとっては、理想の方法であると言えます。また、故人の立場で考えた場合、遠く離れたお墓よりもご遺族様のそばにいたいと考えるのが自然でしょうから、そういった意味では故人の気持ちに寄り添った方法であるとも言えます。
自由度が高い
手元供養品にはさまざまなタイプのものが存在するだけでなく、そのうちのいくつかを組み合わせる方法なども考えられるため、ご遺族様のライフスタイルやご希望に合わせて自由にお選び頂くことが可能です。また、決まった形式などが存在しないため、ご遺族様の感じるままに故人を供養することができます。
ホームページに関しましても、ご遺族様のご希望どおりにお作り頂けますので、故人の好みに合わせることはもちろんのこと、ご遺族様のご要望もしっかりと反映させることができます。また、作成後の変更なども簡単に行うことができますので、自由度は非常に高いと言えますす。
いつでもどこでも故人を偲ぶことができる
身に付けるタイプの手元供養品をお使いになれば、故人をいつでもどこでも偲ぶことができます。
また、そういったものをお使いにならなくても、ホームページがあることにより好きな時に好きな場所で故人を偲ぶことができます。自宅はもちろんのこと、外出先であっても、旅行先であっても問題はありません。故人の生きた証や面影が刻まれたホームページを開くだけで、しっかりと故人を想い、偲ぶことができます。また、友人や知人などが故人を偲びやすくなることまで考えると、利便性も非常に高いと言えます。
費用がかからない
手元供養品は数千円~数万円の価格帯がメインであるため、お墓と比べても、さほど金額を気にすることなくお選び頂くことができます。また、その金額ゆえに、いくつかを組み合わせたとしても、総額をかなり抑えることができます。ホームページに関しては無料からお作り頂けますし、仮に有料のプランをお選びになったとしても、月々数百円といった程度の金額に抑えることが可能です。※制作会社に発注するなどした場合はこの限りではありません。
社会全体で故人を偲ぶことができる
故人の存在を知っている人間は多くありません。それどころか、ほとんどの人間が故人のことを知りません。自分にとって大切な人間のことを誰も知らないというのは非常にさびしいことであり、それはまた故人が世の中からすぐに忘れ去られてしまうことも意味しています。しかし、故人の生きた証、笑顔、人柄などは本来語り継がれるべきものであり、社会で共有するべきものではないでしょうか。ホームページを作ることで、故人の存在を共有し、社会全体で故人を偲ぶことができます。



どうして、埋めることばっかり考えるの?
家に置いておけばいいじゃん!
家なら私たちもおじいちゃんと一緒にいられるし、おじいちゃんだってそのほうが絶対に嬉しいと思うんだけど…


それに、前から気になってたんだけど、せっかくお墓に行っても石があるだけで、おじいちゃんのことを思い出せるようなものが何もないんだけど…


何もないお墓に行くぐらいなら、スマホとかパソコンでおじいちゃんの笑った顔とかを見られたほうがいい気がする!
それに、ホームページなら写真とかもたくさん載せられるし、みんなからのメッセージも載せられるし!


それに、ホームページならみんなにおじいちゃんのことを知ってもらえるよ!
おじいちゃんの友達だって見ることができるから、みんなの心の拠り所にだってなるし!


じゃあ、決まりね!
これでこれからはみんな一緒にいられるし、おじいちゃんとの想い出を大切にすることもできるね。
まさに、「想い出葬」って感じだね!


そうか!
家に置いておくのなら法律的にもまったく問題ないね!
なにより、みんなで一緒にいられるもんね。
父さん、そんなこと考えたこともなかったよ。


そうだね、写真があるわけでもないし、おじいちゃんにゆかりのあるものが置いてあるわけでもないからね。
そう考えると、せっかく会いに行くのになんか変だね。
そんなことも考えたことなかったなぁ…


そうか、それは名案だね!
うん、今の時代はホームページも簡単に作れるようになってるから、おじいちゃんのためにホームページを作るのはいいかもしれないね!


そうだね、お前にとっても父さんにとっても自慢のおじいちゃんだもんね。
それに、みんなに覚えていてもらえるなら、おじいちゃんもきっと喜ぶね。


「想い出葬」かぁ…いい名前だね!
よし、じゃあ父さんはさっそく墓じまいの手配をしないとな。
改めて、おじいちゃんのために、素敵な「想い出葬」をしてあげよう!


これでおじいちゃんのことを本当に大切にできるようになるから、やっぱり「想い出葬」にしてよかったね!


ホームページには、おじいちゃんが笑ってる写真をたくさん載せようよ!
それと、おじいちゃんが好きだった花の写真と犬の写真も!
みんなからおじいちゃんへのメッセージなんかもいいかもね!


うん、本当に良かった!
今までは伝統にばっかり縛られてて、おじいちゃんのことをしっかり考えられてなかった気がするから、父さんもちょっと反省しないとな…


え~、でもそれじゃあ、おじいちゃんがかわいそうだよ……
それに、こんなところにひとりでいておじいちゃんは寂しくないのかな?
わたしなら絶対に寂しいけどなぁ…


でも、家に近くてもおじいちゃんがひとりぼっちなのはかわらないよ…
そもそも、お墓って何のためにあるの?


じゃあ、遺骨を納めておく場所と手を合わせるための場所があれば、今のお墓じゃなくても大丈夫ってこと?


う~ん、遠いからなかなかすぐには行けないんだよね…
お金もかかるし、みんなの予定も合わせたりしないといけないから。


確かに、寂しがってるかもね…
もっと家に近ければ気軽にお墓参りに行けるんだけど、そんな場所もないし…


遺骨を納めておくためにあるんだよ。
あとは、おじいちゃんに手を合わせるためでもあるね。


うん、そういうことになるね。
でも、遺骨は決められた場所に埋葬しないといけないから、なかなか難しいかもしれないね…
法律を守らないわけにもいかないし…


どうして、おじいちゃんのお墓参りに全然行かないの?
私、おじいちゃんのこと大好きなのに、寂しいよ…












わぁ、手元供養品ってこんなにたくさんあるんだね!
みんなでおじいちゃんのために選んであげようよ!
おじいちゃんは青が好きだったから、青いのがいいかな…
僕も青が好きだし(笑)


まぁ素敵ね!
それに、このくらいの値段なら、お金のことを気にせずに選べるからいいわね。



そうだね。
ただでさえ悲しい時に、さらにお金のことを気にしなきゃいけないなんて、それほど寂しいことはないからね…


うん、おじいちゃんがいなくなって寂しい気がしてたけど、これならおじいちゃんがそばにいるような感じだね。
それに、みんなに作ってもらえたら、おじいちゃんもきっと喜んでくれるよ。

お墓の代わりにホームページって、なんかいいね!
お金もかからないし、場所も取らないし、これからの時代にピッタリかも! なにより、いつでもどこでもおじいちゃんに会えるのが本当に嬉しい!



ホームページは自分たちで作るの?

ご自身でお作りになるか、それとも業者にお願いするかのどちらかになります。ただし、基本的にはご自身でお作りになることをオススメしております。理由は次のとおりです。
■無料から作れる ■誰にも気兼ねなく自由に作れる ■変更や修正が自在にできる ■遺族が作るからこそ想いがこもる
■誰でも簡単に素晴らしいホームページを作れるサービスが普及している
詳しくは故人のホームページを作るための説明サイトをご覧ください。
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ホームページはどうやって作るの?

具体的な方法などにつきましては、故人のホームページを作るための説明サイトがございますので、そちらを参考になさってください。
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自分たちで作ると素人っぽくならないの?

なりません。無料ホームページ作成サービスには豊富なデザインのテンプレート(ひな形)があり、そちらを参考にしながら進めることで、誰でもプロ顔負けのホームページを作ることができます。また、思いのままにカスタマイズができますので、故人の好みやご遺族のご要望を反映した素敵なホームページを自由にお作りいただけます。

手元供養品の値段は?

手元供養品の主な価格帯は数千円~数万円です。サイズ・色・形などバリエーションが非常に豊富ですので、ぜひお気に入りの商品をお探しください。
手元供養品を扱っているサイトが多数ございますので、詳しくはそちらを参考になさってください。以下に代表的なサイトをご紹介しておきます。
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ホームページの料金は?

ホームページの料金は、ご自身でお作りになるか、業者にお願いするかで大きく変わります。作るホームページの規模にもよりますが、業者にお願いする場合は数万円~十数万円の製作費に加えて、月々数千円の管理費がかかるといったパターンが主です。それに対してご自身でお作りになる場合は、無料から作ることができます。また、仮に有料の方法を選んだとしても、年間数千円程度の料金で作ることが可能です。
なお、ご自身でお作りになる場合は、その後の変更なども自由にできますので、追加で料金がかかることもありません。従いまして、当サイトでは基本的にご自身でお作りになる方法をオススメしております。
詳しくは故人のホームページを作るための説明サイトをご覧ください。
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